秋の和食に合う白ワイン完全ガイド
きのこ、秋刀魚、戻り鰹、新米——。秋の食卓は旨みの宝庫です。このガイドでは、秋の和食に白ワインを合わせるコツを食材別にまとめました。各節から、より詳しい個別コラムにも飛べます。
きのこ料理に合わせる
焼ききのこや炊き込みなど、きのこ料理の魅力は土っぽい旨みと香り。ここには樽を効かせすぎない白が好相性です。シャルドネ(樽控えめ)やシュナン・ブランのような、ふくらみと旨みのある辛口を選ぶと、きのこの出汁感と同じ方向でまとまります。
バターソテーにするなら少し樽香のあるシャルドネ、醤油ベースなら酸のきれいなソーヴィニヨン・ブランと、調理法で寄せるのがコツです。
秋刀魚(さんま)に合わせる
塩焼きの秋刀魚は脂と苦み(はらわた)が個性。酸とミネラル感のあるすっきり系の白、たとえばアルバリーニョや辛口リースリング、瓶内二次発酵のスパークリングが、脂を切りつつ香ばしさを引き立てます。
すだちや大根おろしを添えるなら、柑橘系の香りを持つソーヴィニヨン・ブランも好相性。生臭さが気になる場合は、鉄分の少ない(赤くない)ワインを選ぶのが鉄則です。
戻り鰹に合わせる
脂がのった戻り鰹は、赤身魚ながら白ワインでも受け止められます。ポイントは薬味。にんにく・生姜・ねぎと合わせるたたきには、コクのあるソアーヴェやマコンの白など、香りが穏やかで旨みのあるタイプを。
醤油に漬ける「づけ」ならロゼやオレンジワインまで視野に入ります。キリッと冷やしすぎず、10〜12℃くらいで旨みを出すのがコツです。
新米・ごはんものに合わせる
新米や栗ごはん・炊き込みごはんのほのかな甘みには、果実味に丸みのある白が寄り添います。甘口ではなく「辛口だけど果実の甘やかさがある」タイプ、たとえばヴィオニエや熟したシャルドネがおすすめ。
土鍋ごはんに合わせるなら、お米の甘みを引き立てる微発泡や、旨みの乗った日本の甲州も面白い選択肢です。
和食×白ワインの基本
和食×白ワインの基本は「出汁・醤油・味噌と喧嘩しない」こと。香りが強すぎず、酸がきれいで、ほのかな旨み(アミノ酸感)のあるワインを選ぶと大きく外しません。甲州・シャブリ・ミュスカデ・ソアーヴェあたりが定番の入口です。
温度は冷やしすぎ注意。8〜12℃を目安に、料理の温度感に合わせて少し戻すと旨みがつながります。
※本記事は一般的な情報です。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は適量を楽しみましょう。
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