今日の1本は「ミオネット プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュット」です。11月はずわいがにの季節。やさしい甘みを持つカニには、軽やかな泡と爽やかな果実味を持つこのプロセッコがよく合います。
ずわいがには、解禁を迎える秋の終わりから冬にかけて店頭に並ぶ食材です。身はほんのり甘く、繊細な風味が持ち味。その魅力を消さないよう、重たい赤ワインや樽の効いた白ワインではなく、すっきりした泡を選ぶのがおすすめです。気軽に開けられるスパークリングなら、家庭のカニ料理も少し特別な食卓になります。
どんなワインか
ミオネットは、イタリア北東部のヴェネト州を拠点とするスパークリングワインの生産者です。プロセッコの名前で知られる泡を中心に造っており、日本でも量販店やネットショップで見かける定番の銘柄です。
「プロセッコ」は、イタリアのスパークリングワインの一種。主に「グレーラ」という白ブドウから造られます。このワインはトレヴィーゾ周辺で造られるDOC(原産地呼称で品質や産地が管理されたワイン)のプロセッコです。
泡の造り方は、大きなタンクの中で二次発酵させる「シャルマ方式」が一般的です。ブドウの果実らしさやフレッシュさを残しやすいのが特徴です。「ブリュット」は辛口を示す表示で、すっきり飲めるタイプです。
味わいの特徴
一般的なスタイルとして、青りんごや洋梨、柑橘、白い花を思わせる香りが中心です。口に含むと泡立ちは軽やかで、果実の心地よい風味とほどよい酸味が広がります。
ブリュット表記のため甘口ではありませんが、果実味がふんわり感じられるので、辛口の泡が初めての方にも飲みやすいと言われます。アルコール感や渋みが穏やかで、料理の邪魔をしにくいのも魅力です。シャンパーニュのような熟成感やパンのような香ばしさは控えめで、フレッシュさが主役のワインとお考えください。
旬のずわいがにと合わせる
カニの甘みと旨みは繊細です。このプロセッコの穏やかな果実味は、その甘みに寄り添います。また、酸味と泡がカニの後味をすっきり整え、次のひと口をおいしくしてくれます。
家庭で作りやすい組み合わせ例を紹介します。
- ゆでがにのほぐし身にレモン:身をほぐして、レモンを少し搾るだけ。ワインの柑橘感と自然につながります。
- カニ玉:ふわふわの卵とカニの組み合わせ。あんをやさしい味に仕上げると、泡の軽さとよく合います。
- カニクリームコロッケ:衣の香ばしさとクリームのコクを、泡がさっぱり流してくれます。
カニの旨みを生かすため、味付けは塩やレモン、ほんの少しの酢などシンプルにするのがコツです。
おいしく飲むコツ
- 温度:しっかり冷やして、6〜8℃くらいが目安です。冷蔵庫で数時間冷やすか、氷水に入れて短時間冷やします。
- グラス:細めのフルート型でも、少し口の広い白ワイン用グラスでも楽しめます。香りを楽しみたいなら、白ワイン用グラスがおすすめです。
- 開け方:栓を抜く際は、コルクを手で押さえながらボトルをゆっくり回し、ガスを少しずつ逃がします。勢いよく開けるのは避けましょう。
- 開けたあと:泡は時間とともに弱くなるため、その日のうちに飲み切るのが理想です。残す場合は、スパークリング用の栓をして冷蔵庫で保管してください。
お酒は20歳になってから。飲みすぎず、ゆっくり料理と楽しんでください。運転前や妊娠中・授乳中の飲酒は避けましょう。
よくある質問
Q. ミオネット プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュットはどんな味ですか?
青りんごや洋梨、柑橘を思わせる爽やかな果実味と、軽やかな泡立ちが特徴です。ブリュットなので辛口寄りですが、果実のやわらかさがあり、スパークリング初心者にも飲みやすいスタイルです。
Q. ミオネット プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュットはカニ以外に何に合いますか?
白身魚のカルパッチョ、エビのフライ、生ハムやチーズなどの前菜とも相性がよいです。軽い味わいなので、乾杯の1杯としても使いやすいでしょう。
Q. ミオネット プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュットはシャンパーニュと何が違いますか?
シャンパーニュはフランスのシャンパーニュ地方で造られる泡で、主にビンの中で二次発酵させます。プロセッコはイタリア産で、タンクで二次発酵させるのが一般的です。そのため、プロセッコはフレッシュで果実味が前面に出たスタイルと言われます。